改めてグリーンスローモビリティとは、時速20km未満で公道を走ることができる、電動車で、道路運送車両法のシートベルト等の一部の規制緩和が受けられるものであります。
この調査期間中、地域の運転手ボランティアが毎日交代で運行し、500名余りの方に利用していただき、近隣のスーパーマーケットなどに買い物に出かけ、乗車中は献立などの情報交換や、普段は重たいお米の購入など積極的に活用され、地域の方々には大変好評でありました。
また、地域のお住いの方により「グリスロ賛歌」を作られ、一層盛り上がっておりました。
その実証結果として、交通利便性の向上・環境負荷の軽減だけではなく、高齢者の社会参画・介護予防・コミュニティの活性化など、多くの付随的メリットがあることがわかり、国土交通省の「グリーンスローモビリティの導入と活用のための手引き」にも「特徴的な運行事例」として松戸市が紹介されております。
しかし、グリーンスローモビリティ実証事業から約2年が経過し、当時中心となって参画してくれていた、河原塚南山自治会のことぶき会の皆様も、時が流れたのと同じく2歳年を取られました。
実証実験で得たノウハウや知見を市内の他の地域に広げるためには、実証実験を単なる「実験」で終わらせるのではなく、次の発展的展開が望まれます。
政府も温室効果ガス排出を全体として2050年までにゼロにする、カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指し、令和7年度までの交通政策の道しるべとなる第2次「交通政策基本計画」を閣議決定いたしました。
その基本的方針の中には、「誰もがより快適で容易に移動できる、生活に必要不可欠な交通の維持・確保」や「持続可能でグリーンな交通の実現」などが掲げられております。
また、グリーンスローモビリティ等の積極的な外出機運をもたらす新たなモビリティサービスの導入等を促進するとし、環境省では国交省との連携事業として、地域の脱炭素交通モデル構築支援事業のうちグリーンスローモビリティ導入促進事業が位置付けられており、車両等の導入に対し、補助率1/2の制度を予算化しております。
ワクチン接種も加速度的に進み、コロナ禍という暗闇を手探りで進んできたその先に一筋の光も見え始めています。松戸市には団地・駅から遠い狭隘な道路を有す住宅地など多く、そのどの地域でも高齢化が進んでいます。
ポストコロナ時代を見据え今、地域交通の課題解決と脱炭素化を目指し、グリーンスローモビリティの今後の本市での積極展開を検討すべきだと考え6月定例会では質問させていただきました!
是非動画をご覧ください!
⇒ 鈴木だいすけ (05/04)
⇒ 松戸市民二児の親 (05/01)
⇒ 鈴木だいすけ (04/05)
⇒ 花のママ (04/04)
⇒ もも (06/18)
⇒ 柴犬大家 (02/26)
⇒ ミミ (02/23)
⇒ ライン (09/29)
⇒ yamaアキ (08/15)
⇒ suzu (04/05)